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zoom RSS ブレグジットショックから投資家が学べる5つのこと!

<<   作成日時 : 2016/07/13 11:06   >>

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英国が予想に反して欧州連合(EU)離脱を決めたことについて、投資家はその影響が一巡するまで何年もかかる可能性があることを自覚しているようです。そうした中、世界のあちこちで五月雨式に市場は不安定な動きを見せています。

 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、インデックスファンドの創始者でバンガード・グループを設立したジョン・ボーグル氏やノーベル経済学賞を受賞したロバート・シラー氏など、投資や行動ファイナンスの専門家数人に、投資家がブレグジット(英国のEU離脱)のショックから学べる五つの教訓を聞きました。

1.相場が動くタイミングは見極め困難

 インデックス投資の古典とされる名著「敗者のゲーム」で論じられているように、相場がいつ上がるかは事前には決して分かりません。

 人間は不確実性や複雑さをうまく扱えないため、最も有能な予想家でさえ地政学的イベントを予測するのは苦手なことが多い。これがエフィシェント・フロンティア・アドバイザーズの投資マネジャー、ウィリアム・バーンスタイン氏の見解です。

 地政学的不確実性に基づいて証券の価格を判断するという次のステップは、直観とは全く相いれない場合もあるため、それに輪を掛けて難しいと同氏は言います。「経済成長の減速(加速)が見込まれるというだけで投資収益率が下がる(上がる)わけではない」とした上で、「その象徴的な例が中国だ」と指摘しています。

 パッシブ運用の最も積極的な支持者の一人であるボーグル氏によれば、相場が動くタイミングを見極めようとしても、それに伴うリスクを上回るだけの見返りを得ることは絶対にできません。市場を牛耳っているのは短期的視野に立ったトレーダーや投機筋、というのが同氏の考え方です。これらのトレーダーは感情で動いており、こうした感情の持続期間や度合いを予想することはできないため、「市場のタイミングを判断しようとするのは絶対にやめた方が良い」と同氏は言います。

2.人間が動かす市場は常に予想外の展開

 米サンタクララ大学のメイア・スタットマン教授(金融学)によると、市場は「たいてい合理的かつ利口で思慮深く、企業収益に関する情報や(英国の)EU離脱で生じかねない影響を織り込んでいる」。

 しかし、同教授や他の専門家らは、短期的には人間の理不尽な行動が市場の投資収益を左右することもあると言います。

 エール大学教授(金融学)のシラー氏は「市場は実は人間で構成されており、市場での人々の行動は論理的推理に基づいたものではない」と指摘。同教授は自著「投機バブル−根拠なき熱狂」で、市場のボラティリティー(変動率)と資産バブルを分析しています。

 一つ朗報があります。ボーグル氏によれば、長期的に見ると、市場の投資収益率は企業収益の伸びと配当利回りによって決まり、最終的には国内総生産(GDP)成長率を反映する。つまり「米国(と世界の)経済が(たとえ減速しようが)拡大している限り、恐らく債券や現金よりも株式の方が収益率は高い」というのです。

3.目先の相場動向は気にせず長期投資を目指すべし

 ブレグジット決定後の2営業日でS&P500種指数は5.3%下落したが、その後の3営業日で下げ幅をほぼ全て回復しました。

 今週に入り市場は再び荒れ模様だ。ブレグジットやその他の地政学的・マクロ経済的問題が渦巻く中、そうした不確実性と向き合う取引はコストや困難を伴いかねないのです。

 ボーグル氏は「目先の感情で行動するのは逆効果だ。死ぬほど怖いときに逃げ出すことは確かに簡単だ。だが、いつ戻れば良いかを教えてくれる人などいない」と指摘します。

 同氏によると、長く投資を続けている人たちは平均して「1年に約1回のペースでいわゆる市場危機に直面する」ことが予想されます。「あなたが50歳だとしても、長期間保有してきた投資資産をいま手放して、例えばこれから30年か40年の間に30回、40回と絶好のタイミングで再度新たな投資を是非試みたいと思うか」と同氏は問い掛けています。

4.分散投資が鍵

 専門家らはパニックを起こさずに厳しい市場環境を乗り切るための運用戦略として、リスクが自分の許容範囲内で相関関係のない資産クラスに分散投資することを奨励しています。

 インデックスファンドに満足していると話すスタットマン氏は、「陳腐に思えるだろうが、ただ情報を集めるだけの人たちよりも本当に頭が良くない限り、それ以外の戦略で生き残ることは不可能だ」との意見です。

 だがバーンスタイン氏は、投資家にとって分散投資は難しいと指摘。「強気相場のときは誰もがリスクに寛容となり、長期保有を前提とした投資手法を志す」が、「弱気相場では安全性のことばかり考えるようになる」と言います。

5.アドバイザーがいればパニックは回避可能かも

 有能なファイナンシャルアドバイザーが提供する最大の便益の一つは、顧客の財務状況を分析して理にかなった資産運用計画などを指南することで、特に市場がショックに見舞われているときはなおさら重要な役割を担う、と専門家らは指摘します。

 シラー氏は「もっと多くの人々がファイナンシャルアドバイザーを持つべきだと思う」とした上で、「全体としてプロのアドバイザーは自制や分散投資を推奨し、より広い意味での常識を教えてくれるはずだ」と述べています。

 もちろん、どんなに忍耐強く現実主義のアドバイザーであっても顧客が腹を立てることは多くあるでしょう。

 「つい最近相場が大きく動いたときにパニックを起こした人は、基本的な投資心理に重大な問題があります。(中略)パニックになる人は、相場の下げが2007年から09年までの下げに近づけば(こうしたことは将来必ず起きると予想される)、アドバイザーに電話して(保有金融資産を)全部売却するよう伝えることだろう。そしてアドバイザーは売却に動くだろう」とバーンスタイン氏は言います。(ソースWSJ)

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