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zoom RSS FRBの利上げ示唆、市場はうのみにせず!

<<   作成日時 : 2016/05/26 10:41   >>

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米連邦準備制度理事会(FRB)は、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが決まるということを市場に信じさせようとしています。実際にそれはあり得るし、FRBにはその意向があります。

 エクルズ・ビル(FRB本部)の外ではここ1週間ほど、当局者らがほぼ声をそろえてそう主張しています。サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は23日、利上げすることが適切と思われる場合、障害になるものは(もちろん経済指標以外には)ないと指摘しました。

 市場は耳を傾けていますが、完全にうのみにしているわけではありません。

 FRBはこの10年で1度しか利上げしておらず、それが昨年12月に実施した0.25%の利上げです。しかも約2年にわたって示唆した末のわずかな利上げだったのです。0.25%の利上げに2年もかかるのでしょうか。最近も利上げをちらつかせていますが、市場に織り込まれる6月利上げの確率が約30%にとどまっているのも無理はありません。

 JPモルガン・ファンズのチーフ・グローバル・ストラテジスト、デービッド・ケリー氏は「ここ数年は異例の金融緩和策から経済を脱却させる機会があっても、FRBは幾度となく土壇場で尻込みした」とした上で、「FRBは利上げが予想外だった場合、市場がひどい反応を示すことを懸念しています。市場の期待を誘導できるようになりたいのでしょうが、市場が誘導に従うのはFRBの情報伝達に信頼性がある場合に限られる」と指摘しました。

 バーナンキFRB前議長は2013年5月、テーパリング(量的緩和の段階的縮小)や利上げの開始を初めて示唆することでそうした誘導を開始しました。これは不名誉にも「テーパリングかんしゃく」と呼ばれる市場の暴落につながりました。FRBは同年9月のFOMCでテーパリングを見送ったのです。

 イエレン現議長は、量的緩和第3弾が14年10月に終了するや否や、予想より早期の利上げはあり得ると示唆し始めました。多くの人は当時、15年6月のFOMCで最初の利上げが決まるという意味だと受け止め、数カ月間はFRBも市場のそのように想定していました。6月が来てもFRBは利上げしませんでしたが、それでも年内に少なくとも1度は利上げがあると示唆しました。その後の手掛かりから、利上げ時期は9月と想定されました。9月にもなかったため10月に注目が移ったのですが、10月にも利上げは見送られたのです。

 FRBは12月にようやく利上げし、16年には4回の追加利上げがあると強く示唆しました。まだ6月にも入っていませんが、利上げ回数は2回や1回、あるいはゼロのほうが、4回よりはるかに確率が高いのです。市場が今やFRBの発言を話半分に聞くようになっていても不思議ではありません。

 ケリー氏によると、FRBは何度も誤ったシグナルを発したため、市場の信認を失っており、それがさまざまな影響を引き起こしています。「こうした決意のなさが積み重なった影響は深刻で、経済において最も重要な価格、つまり金利にゆがみをもたらしている上、今後、金融刺激策が必要な場合、FRBには手段がなくなっている」と述べました。

 「当局者らはここ数週、6月の利上げが選択肢にある理由を説明しようと懸命だ」とし、「経済指標が引き続き比較的良好で、6月FOMCで利上げがなかった場合、FRBがどのような信頼を植え付けたとしても、それはさらにむしばまれるばかりだろう」と語りました。(ソースWSJ)

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