マックンのピックアップ

アクセスカウンタ

zoom RSS 香港と「パナマ文書」、知っておくべき5つのこと!

<<   作成日時 : 2016/04/10 09:40   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 1

世界の各メディアの報道によると、パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」から流出したとされる資料の非常に多くで香港に関する言及がありました。

 流出した資料の内容についてウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はまだ独自では検証していませんが、そこでは富裕層や企業が秘密のオフショア会社をどのように利用していたかが示されています。モサック・フォンセカはいかなる不正行為についても否定しています。

 香港と「パナマ文書」について知っておくべき5つの項目を以下に挙げました。

1.  モサック・フォンセカにとって最も忙しい場所は香港

 「国際調査報道ジャーナリスト連合」(ICIJ)によると、約40年にわたり、モサック・フォンセカは他の管轄地域のどこよりも多く、香港で銀行や法律事務所などと仕事をしていた。ICIJは流出したとされる約1100万の資料の検証に当たった。

 ICIJのデータによると、2015年末時点で、モサック・フォンセカが手数料を得ていた企業の29%が香港と中国の事務所を通じて法人組織を立ち上げていました。

 香港の税務当局はコメントを求める要請に返答しませんでした。中国税務当局のメディア対応担当はコメントを求めると電話を切りました。

2.  資料では複数の著名な中国人に言及

 急速な経済成長によって国民の所得が増加した中国。ボストン・コンサルティング・グループによれば、現在では富豪の数は米国に次いで世界で2番目に多い国です。

 中国の個人や企業は、人民元安や政府による汚職撲滅に危機感を募らせ、資産を国外に移動する動きを加速させています。

 複数の報道によると、流出した資料には、習近平国家主席の義理の兄弟をはじめ複数の著名な中国人がオフショア企業の取締役や株主として取りざたされています。

 中国の法律は国民がオフショア企業に投資することを禁じていませんが、今回の報道で、汚職撲滅の取り組みに対する不信感が高まる可能性があります。

3.  アジア最大の不動産開発業者についても言及

 英紙ガーディアンの報道によると、香港市場に上場する新鴻基地産(サンフンカイ・プロパティーズ)は2012年にモサック・フォンセカに対し、幹部が管理する英領バージン諸島のペーパーカンパニーを解散するよう要請しました。

 この幹部、陳鋸源(トーマス・チャン)氏は、新鴻基地産の共同会長だった郭炳江(トーマス・クオック)氏と香港高官の間を贈収賄を仲介したとして2014年に禁錮6年の刑を言い渡され、郭氏には禁固5年の刑が言い渡されました。陳氏からのコメントは得られていません。新鴻基地産の広報担当者は、オフショア企業に関する法律を常に順守してきたと説明しました。

4.  中国の法律が香港のオフショア活動促進に一役

 豪グリフィス大学のジェーソン・シャーマン教授は、オフショア会社の設置にからむ香港企業が非常に多い理由の一つは、中国国民が自国の司法制度への信頼を欠いているためだと指摘しています。

 オフショア会社を通して不動産を所有する富裕層は、プライバシーやセキュリティーといった合法的な理由のほか、資本の国外流出に関する中国の厳しい制限を回避しようとしている可能性があります。

 また、特定産業で外資を制限する中国の規制のため、企業がオフショア持ち株会社を設置している可能性もある。例えば、14年にニューヨーク証券取引所に上場した電子商取引最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)はケイマン諸島を登記地としています。

5.  香港への影響はまだ不明

 パナマ文書の影響はアイスランドをはじめ一部の国に広がっていますが、香港への影響は現時点では不明です。現地報道によると、一部当局者は香港は規制のしっかりとした金融センターだと強調し、マネーロンダリング(資金洗浄)の懸念を一蹴しました。

 研究者やコンサルタントらは、オフショア会社の設置には多くの正当な理由が存在すると指摘。香港には世界の主要金融センターと比べて、汚職の可能性を伴うより大きな問題はなさそうだと強調しています。(ソースWSJ)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
興味深い記事をありがとうございます。
今後も期待いたします。
こうさん
2016/04/10 17:21

コメントする help

ニックネーム
本 文
香港と「パナマ文書」、知っておくべき5つのこと! マックンのピックアップ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる