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zoom RSS 世にも奇妙な日本国債のマイナス利回り!

<<   作成日時 : 2016/02/16 10:40   >>

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世界の国債市場は鏡の向こうの世界へまた一歩進んだ。日本の10年物国債の利回りは9日、史上初めてマイナスに転落しました。スイス10年物国債をはじめ、他にもこうした現象が見られる国はあるものの、先進7カ国(G7)では前例がありませんでした。欧州中央銀行(ECB)による債券買い入れが投資家を刺激し、ドイツの10年物国債の利回りは昨年4月にプラス0.05%まで下落しましたが、このマイナス圏すれすれで利回りの低下に歯止めがかかりました。

 日本の場合、これは注目に値する瞬間です。直接的な引き金は、9日の日経平均を5.4%安に沈ませたリスク回避志向と、市場を驚かせた日本銀行のマイナス金利導入だったのです。ただ、日銀が導入したマイナス金利は他の中央銀行のそれに比べて大胆さには欠けています。

 これまで長年、日本国債はいつ事故が起きてもおかしくないものと考えられてきました。政府の債務残高は国内総生産(GDP)の2.4倍と主要先進国で群を抜いて高い上、依然増え続けているからです。国際通貨基金(IMF)は2030年までに2.9倍に達すると予想しています。また、日本は1998年にはムーディーズのトリプルA格付けを失い、現在はA1です。

 それでも日本国債の価格の下落(利回りの上昇)に賭けると痛い目に遭います。日銀が自主的に金融政策の調整をできる上に積極的に国債を買い上げているほか、国債は国内投資家が大半を保有していることが価格を支えているからです。

 マイナス利回りの債券は、安定的な収入源という本来の位置付けから本末転倒ではあるものの、急成長する資産クラスの一つです。バンクオブアメリカ・メリルリンチの統計によると、世界では市場の21.1%に当たる8兆7000億ドル(約900兆円)の債券がマイナス利回りで取引されています。国債利回りの多くも、たとえプラス圏にとどまっている場合でも歴史的な低水準にあり、ドイツ、米国、英国の10年債利回りはいずれも過去最低に近いのです。

 世界の中銀が望ましい経済効果をもたらす政策能力に市場が疑いを持ち始めているのは明らかです。しかし中銀が道半ばで諦める可能性は低く、マイナス金利は政策手段の王道となっています。このような金利は銀行にも長期投資家にも嫌われるかもしれませんが、しばらくは続く公算が大きいと思われます。

(ソースWSJ)

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