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zoom RSS FRB 議長「年内利上げの公算大きい」!

<<   作成日時 : 2015/09/25 10:24   >>

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米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は24日、年内の利上げ開始を正当化する根拠についてかつてないほど詳細な説明を行いました。16・17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを決めたからといっていつまでも利上げを延期する方針に変わったわけではないことを金融市場に事実上、警告しています。

 イエレン議長は法廷内の検察官のように論理的に主張を展開しました。議長がマサチューセッツ大学アマースト校で行った講演の準備原稿は40ページに及び、学術用語の引用が40カ所、34の脚注、9つのグラフ、別表1つなどが含まれています。

 議長の主張の趣旨は、経済のスラック(需給のゆるみ)はインフレ圧力が今後数年で徐々に高まり始めるのが当然と考えられる段階まで縮小したと確信している、というものです。インフレ圧力はまだはっきりとは現れていませんが、それはドル高や原油の値下がり、輸入物価の下落が消費者物価に一時的な下押し圧力をもたらしているからだ、と議長は指摘しました。こうした逆風が収まるにつれ、インフレ率は徐々に上昇する見通しだとした上で、FRBはこれに正面から取り組む必要があり、金融安定性を揺るがしかねない「不適切な」リスク取引につながり得る金融市場の投機的動きを抑えることも肝要だと述べました。

「年内にフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を引き上げ、その後も、雇用市場がさらに改善しインフレ率が目標の2%へと上昇する中で、緩やかなペースで引き続き短期金利を押し上げることが適切になる公算が大きいだろう」と語っています。

 FRBはこの数カ月、年内に利上げを開始する見通しだと警鐘を鳴らしてきましたが、数週間にわたり9月のFOMCで利上げする可能性を強調しながらも結局は開始を見送ったことで、投資家は年内の利上げを疑い始めています。イエレン議長の講演前の時点で、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のFF金利先物市場が織り込む年内利上げの確率はわずか35%でした。1月までの利上げの確率も50%に届きませんでした。

 FRBの利上げをめぐる不透明感が強いあまり、金融市場は不安定な動きが続いており、ダウ工業株30種平均は先週のFOMC以降、3.2%下落しています。

 FRBによる利上げ見送りの影響は世界中に広がり、多くの中央銀行が政策緩和に動きました。今週に入って、ノルウェー、台湾、ウクライナの各中銀が利下げを実施。一方、欧州中央銀行(ECB)が景気浮揚とインフレ促進を狙って新たな債券買い入れ措置を導入するとの期待から、欧州債券に投資資金が殺到しています。メキシコやトルコなどの中銀は、FRBが利上げしていれば今週の政策会合で同じく利上げしていた可能性が高いのですが、FRBの現状維持を受けて金利据え置きを決めています。

 JPモルガンのエコノミスト、デビッド・ヘンスレー氏は議長講演の前に「他の大半の中銀にとってFRBとは無関係に政策運営することは非常に難しい」と話し、「FRBは利上げを延期することで、無意識に金融緩和の世界への扉を開いてしまった。世界各国の中銀が当面、緩和政策に動くだろう」と指摘しています。

 イエレン議長の24日の講演はこうした流れを変える可能性があります。イエレン議長は「雇用市場にはスラックがまだ残っている。インフレ率がずっと目標に届いていないのは、このスラックやエネルギー価格の下落、これまでのドル高による影響が大きな要因だ」としつつも、「一時的なインフレ下押し要因が弱まるにつれ、インフレ率は向こう数年で2%に戻ると思う」と述べました。(ソースWSJ)

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