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zoom RSS 世界同時株安、警告は十分にあった!

<<   作成日時 : 2015/08/27 22:22   >>

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投資家は「警告などなかった」とは言えない。2008年の金融危機以降で最大級の世界的な市場暴落が続く中、主要な国際経済機関のエコノミストらが「それ見たことか」と陰で言っているのが聞こえてきそうです。

 こうした暴落に拍車を掛けているのは、中国の経済問題が低成長の続く米国経済から活力を奪い、米連邦準備制度理事会(FRB)が約10年ぶりの利上げに踏み切ろうとしている中でただでさえ危うくなっている世界経済の安定を脅かすのではないか、との懸念です。

 投資家はリスクを取りすぎで、株式を過大評価する一方、信用リスクを過小評価していると数カ月前から警告していたのは、FRB、国際通貨基金(IMF)、国際金融協会(IIF)の3機関もあった。これら3機関は市場の暴落をちゃんと警戒していたのです。

 IMFのエコノミストらは早くも2014年7月の時点で、投資家が経済成長見通しに楽観的すぎるようだとして、米国株式市場は悲惨な調整が生じる恐れがあると指摘していました。IMFのシニアエコノミスト、ナイジェル・チョーク氏は、経済成長が期待外れに終われば「その時点で相場は調整を余儀なくされるだろう。しかもそれは破壊的な調整となるかもしれない」と述べました。

 大手銀行やファンド、保険会社など世界約500社の金融機関を代表するIIFも当時、過去最低に近い水準まで低下しているボラティリティー(変動率)が再び高まる事態に警戒すべきだと指摘していました。

 IMFは14年後半にも、バリュエーション(株価評価)が「フロス(泡)」の様相を呈し、世界経済は「債券・株式・為替市場の変動が危険なほど高まった場合」に深刻な影響をますます受けやすくなっているため、株式市場が調整するリスクは高まっていると警告しました。IMFが四半期ごとに発表する世界経済見通しはこの数年間で一段と悪化しています。IMF金融資本市場局のビニャルス局長は、金融市場のリスクテイクの状況は2006年とよく似ていると警戒感を示し、世界経済が金融危機前夜を想起させる状態にあるのかどうか問題を提起しました。

さらに、IMFは今年1月、中国の経済成長率を中国当局よりも低めに見積もり、過去数十年で最低に落ち込むとの珍しく大胆な見方を示しました。一方、世界銀行は世界経済に対する最大のリスクとして、中国の景気減速がもたらし得るリスク要因を詳しく示したのです。

 IMFのチーフエコノミスト、オリビエ・ブランシャール氏は、市場の混乱が2015年のテーマになると述べべ、市場の熱狂と世界経済に対する数多くのリスクを受け、IMFはこの数カ月、FRBに対し性急な利上げは控えるよう求めてきました。IMFは、為替相場や債券市場の乱高下がより日常的なものになる公算が大きいとし、昨年10月に起きた米国債相場の「フラッシュ・クラッシュ(瞬時の急落)」と今年初めのスイスフラン急騰は、今後のボラティリティー上昇を暗示していると述べました。

 FRBのイエレン議長も5月に同様の見解を示し、株式市場のバリュエーションが「かなり高い」ように見受けられるため「危険をはらんでいる」と指摘したのです。

 IMFが現在の市場の混乱を言い当てたということは、「世界経済は10年に及ぶ低迷のさなかにあるかもしれない」というIMFの長期見通しに嫌でも留意しておく必要がありそうです。(ソースWSJ)

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