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zoom RSS ギリシャがIMFに対し債務不履行となればどうなるか!

<<   作成日時 : 2015/06/03 20:58   >>

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欧州委員会と欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)が構成するギリシャの国際債権団は、チプラス政権に求める救済合意案を取りまとめました。反緊縮を掲げる急進左派連合(SYRIZA)政権にとって許容できる内容かどうかは別問題です。

ギリシャの命運を握るのは時間です。ギリシャ政府が合意すれば、債権団は同国がこの夏に予定する一連の融資返済を賄う上で必要な資金を放出するでしょう。合意しなければ、資金援助は途切れたままになり、ギリシャは早ければ5日にも資金不足に陥るでしょう。というのは、5日は、IMFに3億0400万ユーロを返済する期日にあたるからです。

しかし、IMFがギリシャのデフォルト(債務不履行)を宣言する時期については、ある程度の柔軟性があります。その手続きは、IMFが2014年にまとめた金融支援業務の手引きに概要が示されています。

返済期日が過ぎた場合、ギリシャ担当のIMF理事が同国政府に支払いを急ぐよう求めることになります。同時に、ギリシャはいかなるIMF資金も利用することが許されず、債務を履行するまでいかなる要請も検討対象となりません。そして、返済期日から2週間経過しても支払われない場合、IMF執行部はギリシャのバルファキス財務相かストゥルナラス中央銀行総裁に事態がいかに深刻かを示して直接働きかけます。返済されず1カ月経過すると、IMFのラガルド専務理事がIMF理事会に対しギリシャの返済が遅滞していることを正式に通告します。

さらに数週間後、ラガルド専務理事はバルファキス財務相に対し、債務を清算しなければIMF理事会に正式に申し立てを行うと通告します。3カ月以内にIMF理事会は対応を協議し、その段階でギリシャが一般の支援や特別引出権(SDR)を返済していなければ、おそらくそれらの利用を制限するでしょう。15カ月後までIMFは技術的援助を停止し、その3カ月後にはギリシャのIMFにおける投票権と代表権が停止されます。そして権限停止から3カ月以内に、ギリシャはIMFから完全に離脱することになるのです。

このようにギリシャは節目節目で警告を受けるように思えるでしょうが、同国がすぐに被る影響は、IMFに対してデフォルトに陥った場合、ECBがギリシャ国内の銀行に対する資金供給をやめると判断するかどうかです。そうなった場合、ギリシャは国内金融機関の取り付け騒ぎを回避するために、資本規制を強化せざるを得なくなるでしょう。キプロスやアイスランドでもあったように、資本規制はいったん行うとなかなか解除できないものです。また、最も効率的な資金の流れを阻害することにもなります。

そうなればギリシャにはユーロ圏から離脱する圧力が加わるでしょう。ギリシャのデフォルトは新たな一連の経済問題を生み出すことになります。(ソースWSJ)

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