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zoom RSS 世界同時「夏枯れ」深刻。 投資家、波乱に備え始める!

<<   作成日時 : 2014/07/25 20:03   >>

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株式相場の膠着状態が続いていますが、この時期、相場がなかなか動かないのは例年見られる季節要因ででもあります。とは言っても、今年の「夏枯れ」は一段と強力です。日本だけでなく世界の主要市場で同時に起きており、しかも株式、債券、為替と複数の金融市場にまたがって起きている現象だからです。しかし平穏状態が永久には続かないのも事実で、いずれ来るマグマの噴出をにらみ、一部の投資家は備えに動き始めたと言います。

「ここまで相場が動かないと我々は商売あがったりです」。24日、昼下がりのある大手証券のトレーディングフロア。トレーダーの1人はこう苦笑。同じフロアで働く機関投資家向けのセールスマンもうなずく。「相場の方向性に賭けるマクロ系ヘッジファンドの動きがぱたりと止まった。これでは相場は動きようがない」24日の日経平均株価は続落。午後に機関投資家の売りで一時100円近く下げた後は持ち直し、小幅安で取引を終えました。

市場が予想する日経平均の将来の値動きの大きさを示す日経平均ボラティリティー・インデックス(日経平均VI)は24日時点で14.82。約7年半ぶりの低水準(14.00)を付けた17日より上昇したとはいえ、低水準に変わりはないといいます。こうしたベタ凪(なぎ)相場は例年、投資家が夏休みに入る時期にはよくみられる風景。だが今回は様子が違うようだと言います。膠着が「世界同時多発的」に起きていると言うのです。

米S&P500種株価指数の予想変動率を示す米VIXも日経平均VIと同様に一貫して低下傾向。S&P500種の前日比騰落率は先週まで62営業日連続で1%以内にとどまりました。これだけ小幅な値動きが続くのは1995年以来19年ぶりのことだそうです。膠着は株式にとどまらず、ドル円相場は過去100営業日の高値と安値の変動率が約2,5%まで低下。これは84年3月以来30年ぶりの低水準です。米国債の膠着も同じような状態。米ゴールドマン・サックスのエコノミスト、ドミニク・ウィルソン氏によると、米国の株、債券、為替の変動率が同時にここまで低水準で推移したのは、71年のニクソン・ショック前の60年代にさかのぼるといいます。

米国での相場膠着が日本を含む世界の金融市場に波及しているというのが市場関係者のコンセンサスです。米欧日の金融緩和政策に伴う世界的なカネ余りで金利低下と株高が併存。運用難で高値におびえながらも投資家がリスク資産をじわじわと買う構図が世界同時膠着をもたらしているのです。しかし、この状況は永続はしないだろうと、バークレイズ証券の北野一チーフストラテジストは「米国の株高と長期金利の低下は長くは併存できないはず。ここに波乱のマグマが着実にたまっている」と指摘しています。

波乱の予兆は日本株にも現れつつあります。舞台は変動率そのものを売買する日経平均オプション市場。波乱が相場上昇方向に起きると参加者が読み始めたのです。米系証券のトレーダーは「2週間前までコール(買う権利)、プット(売る権利)ともオプションは売り注文が優勢だったが、先週から満期が長いコールを買う投資家が出てきており、潮目が変わった」と話します。

19年6月満期の5年物の日経平均コールオプションでは先週、断続的にまとまった規模の買い注文が立会外取引で入っていたそうです。これはコールを買うことで将来の相場上昇に賭ける投資家が出てきたことを示しています。市場は膠着の後に来る波乱を織り込み始めたのではないかというのです。はたして、今後、思惑通り相場が動き出すのでしょうか。

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