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zoom RSS 世界の玄関、西から東へ。中東・アジアでハブ争い!

<<   作成日時 : 2014/06/23 16:37   >>

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英国は大航海時代から300年続く「世界の玄関」の座を降りるのでしょうか。今年1~3月、国際線の旅客数で英ロンドン・ヒースロー空港が世界トップの座から陥落したのです。同期間の旅客数は1603万人となり、1836万人が利用したアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ国際空港の後塵を拝したのです。

ヒースロー空港の弱みは滑走路不足です。2本の滑走路はフル稼働で、45秒に1本が離着陸する超過密状態が続いているのです。改築した第2ターミナルの収容力拡大などを進めているのですが、抜本策からは程遠いからです。空港運営会社の開発担当役員のジョン・ホランド・ケイ氏は「第3滑走路があればもっと効率が上がる」とこぼしますが、隣接地の住民の反対もあり、構想の成否を政府が判断するのは来年以降の見通しです。

激しさを増す世界のバブ空港争い。ヒースローの退潮はボトルネックばかりが理由ではありません、新興国の成長を背景に、世界の空の中心は欧米を軸とした「西」から「東」へとバランスが傾き始めているのです。「我々はまさしく世界の中心にいる」。アブダビ空港を拠点とするエティハド航空のジェームズ・ホーガン最高経営責任者(CEO)は、アジアと欧州、アフリカの結節点にあるペルシャ湾岸の優位性を強調しています。国際航空運送協会(IATA)によると昨年。地域別の旅客数の伸び率トップは中東の11%増だったのです。

アブダビに加え、同じUAEのドバイ、カタールの首都ド−ハと半径200キロメートルに3つの国際空港がひしめき、それぞれ拠点とする航空会社が一体となって激しいハブ争いを演じています。投資合戦はめまぐるしく、ドーハでは5月から年5000万人が利用できる新空港が本格的に稼働。追われるドバイは第2国際空港を建設中で、最終的に世界最大の年1億6000万人の旅客を扱えるように拡大する計画です。アブダビも2017年に新ターミナルを開きます。

東南アジアでも空港拡張が進み、クアラルンプール国際空港では5月、年間4500万人の乗降客に対応する「世界最大の格安航空会社(LLC)向けターミナルが開業。地域のトップのシンガポールのチャンギ空港を脅かします。フィリピンでは、インフラ大手のサンミゲルがマニラ湾岸に広大な新国際空港の構想を打ち出しています。

香港と韓国・仁川がハブ争いを繰り広げる北東アジアにも波乱の気配が漂います。関係者の注目を集めるのは中国が約1兆3500億円を投じて17年にも稼働させる首都第2空港です。従来、中国の国際空港は国内線との乗り継ぎ拠点の役割が大きかったのです。北京第2空港はアジア全域と北米・欧州を結ぶ国際ハブの地位を狙っています。バンコク―ニューヨーク線でみれば、北京経由は成田経由より約1000キロメートル近いのです。そのため、成田のドル箱の太平洋路線が根こそぎ奪われる懸念すらあるのです。

羽田空港の国際線拡張で巻き返しを狙う東京はアジアのライバルについて行けるのでしょうか。大競争時代に存在感を示す戦略が問われています。

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