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zoom RSS 世界の観光客、中国敬遠!

<<   作成日時 : 2014/02/06 15:39   >>

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大気汚染、人民元高、食の安全などの負のイメージが響き、中国を訪れる観光客が減っています。国家観光局によると、2013年に海外(香港、マカオ含む)から中国大陸を訪れ、少なくとも1泊した人は前年比3,5%減の5569万人。政府の観光振興策は振るわず、欧米ホテルの出店戦略や政府の経済政策にも影響しそうです。

大気汚染が深刻な首都北京では、13年1〜11月に訪れた観光客の数が前年比10%以上減少したそうです。同年1月から約50か国からの人を対象に、3日間のビザなし訪問を解禁したのですが、鳴り物入りの制度は不発に終わったのです。当初は1年で2万人の利用を見込んだそうですが、初年度の実績は14000人にとどまったそうです。

遼寧省の大連と瀋陽でも今年1月に同様の制度を導入しました。そして昨年末にニューヨークのタイムズスクエアに電子公告を流し、カウントダウンに集まった人にアピールしたのですが、大連市の5つ星ホテルの営業部長は「客室稼働率が上がる兆しはない」と嘆いているそうです。

高級ホテルを展開する外国企業の戦略にも狂いが生じていて、中国社会科学院によると、昨年1〜6月の中国の3つ星以上のホテルの売上高は前年比で12%減ったそうです。米スターウッド・ホテルズ・アンド・リゾーツ・ワールドワイドなど欧米のホテルチェーンは、中国がいずれ米国並みのホテル市場になると見込んで、出店ラッシュをかけてきたのですが、ペースを落とす可能性があります。一方、中国人による海外旅行は予想を上回るペースで増えています。国家観光局によると、13年に海外旅行をした中国人は18%増の9819万人だったそうです。

観光大国の間で中国を取り込む動きが目立ってきました。フランスは春節(旧正月)を前に、中国人観光客に48時間以内にビザを発行する制度を始めました。ビザ取得に5日間かかる英国などより優遇しています。海外の人が使用した金額と、その国の人が海外で使用した金額の差を表す「旅行収支」を見ると、中国の赤字幅が広がっています。

中国旅行研究員の推計では、海外の人が13年に中国で使ったお金は4%減の480億ドル(約4兆9000億円)だったのに対し、中国人が海外で使ったお金は1200億ドルにのぼり旅行収支は720億ドルの赤字となりました。中国は09年に初めて40億ドルの赤字となったのですが、赤字幅は18倍に拡大しました。国際貿易投資研究所は「赤字額がドイツを抜き世界一となったのは間違いない」と見ています。

中国人は関税や付加価値税(消費税に相当)が安い海外で買い物をする流れが定着しつつあり、ベイン・アンド・カンパニーによると、中国人によるブランド品購入の67%は海外で行われていると言います。中国人が海外で消費すれば国内総生産には計上されず、政府が底上げを目指す内需が海外に逃げている形です。丸紅経済研究所の鈴木エコノミストは「工業中心の成長から消費中心の成長に転換し、外国貿易への依存体質を引き下げたい中国政府の狙いに逆行する」と指摘しています。

こうなったのも自業自得であり、環境問題をなおざりにし、食の安全にも配慮せず、金儲け一辺倒の政策では必然的な事であり、それを無視して消費中心にしようとしても無理があるのは自明のことです。そのツケがだんだん回ってきているという事でしょう。

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