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zoom RSS MRJ3度目の延期。部品技術は高いのですが、計画の取りまとめに弱さがある!

<<   作成日時 : 2013/08/24 22:12   >>

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三菱重工業 傘下の三菱航空機は22日、国産初のジェット旅客機、三菱リージョナルジェット(MRJ)の初号機の顧客への納入を2017年4−6月に延期すると発表しました。また、初試験飛行の時期も15年4−6月に延ばしました。開発計画の延期はこれで3回目となる。 これまでは、初号機の納入は15年9月から16年3月末まで、初飛行は13年内としていました。ただ、スケジュールは見直したものの、量産工程を加速し可能な限り早く市場投入する考えだ。

三菱航空の川井昭陽社長は同日午後、都内で会見し、MRJの開発延期理由に関して「装備品について、パートナー各社と協力し、安全性を担保するプロセスを構築することに想定していたよりも時間が必要だ」と指摘。具体的なエンジンなどの遅れではなく、設計、製造全体の過程におけるものと説明しています。 その上で、川井社長は、今回の延期は「受注への大きな影響はない」との認識を示し、現状においては「全行程の6合目」にいると述べた。同社は現在までに世界の航空会社からオプション160機を含め計325機を受注しているそうです。

MRJは客席数が78〜92隻の小型機で、米航空エンジン大手のプラット・アンド・ホイットニーが開発する最新鋭エンジンを搭載することなどで、従来機と比べて燃費を2割改善できることを最大の売り物にしています。現時点での受注機数は325機(確定165機、オプション契約160機)となっています。座席数が60〜99席の小型ジェット機市場は今後20年で3000機以上の需要があるとされ、ブラジル大手の航空機大手エンブラエルとカナダのボンバルディアが2強となっています。

このうちエンブラエルは18年にMRJと同型のエンジンを積んだ新型機を市場に投入する予定です。三菱航空機の社長は「依然としてMRJの競争力は強いと強調したが、納入延期で受注活動が厳しくなるのは必至です。実績豊富なエンブラエルに発注が切り替わる可能性もあります。

日本航空宇宙工業会によると、日本の航空機工業の売り上げ規模は約1兆4000億円。1兆円を超える米国に比べれば見劣りするものの、新素材の開発や部品の生産では以前存在感を見せています。機体部品や素材でも評価は高く、ボーイング787型機では日本勢で35%を担当するほどです。しかし100万点近い部品を世界中から調達、安全性の高い航空機を作り上げていく点で日本勢の力不足は否めません。

三菱航空機の3度にわたる納入延期はそうした実情を示した形となりました。ノウハウの蓄積は急務ですが、約50年に上るブランクがあり、全体計画を取りまとめる力を充実し、軌道に乗せるのは容易ではないようです。

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