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zoom RSS 物価上昇するも賃金は伸びず、格差が拡大も!

<<   作成日時 : 2013/06/01 16:46   >>

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東京都区部の物価指数、5月の速報値ですが、(2010年を100とした場合)99,2となり、前年同月比で、1%上昇し4年ぶりにマイナス圏を抜け出したそうです。そして都区部より1か月遅れで公表される全国の4月の物価はまだ0,4%のマイナスです。ただ農林中金総合研究所の主任研究員は「6月には全国でもプラスになり、年度末にかけて上昇率は1%前後まで高まる」と予測しています。

この数字は、物価上昇目標を掲げ、デフレ脱却を狙う政府と日銀にとっては好都合に見えます。ところがこれは想定とは違っているのです。日銀が当初描いたシナリオは、金融緩和により長期金利が下がり、銀行貸し出しも増えて企業の設備投資などが活発化し、企業収益が改善され、その結果、家計の勤労所得が増え、消費が拡大し、物価も上がっていくと言うシナリオだったわけです。

ところがこの想定の筋書きが動き出す前に、金融緩和の薬が効きすぎて想定以上の円安で輸入物価の上昇と言う副作用が起こっているのです。先の農林中金の研究員も「賃金が上がった結果、消費が増えて起こる「良い物価上昇」ならいいのですが、そうでなく円安やエネルギー価格の影響による「悪い物価上昇」だと言うのです。景気回復や賃金上昇を飛び越して、いきなりの物価上昇は消費に冷や水を浴びせかねないからです。

事実、賃金は置き去りになっていて、厚生労働省の調べでは、3月の現金給与総額は前年同月比で2か月続けて減っているそうです。連合総研が4月、2000人に行ったアンケートで「1年後に自分の賃金が増えると思う」と答えた人は2割に満たなかったと言います。今のところ、株高による資産効果や消費者心理の好転で、消費は上向いていますが、「賃金上昇が付いてこないと、堅調な消費も長続きはしません。先を走る物価上昇に、賃金が追いつけるか「時間との競争」の様相を呈しています。

ただ経団連の集計によると、大企業の夏のボーナスは昨夏比で7%増えるそうです。これはバブル期に次ぐ過去2番目の伸び率で、明るい材料と言えます。しかし、連合総研の副所長は「中小企業では逆にボーナスが減っていると言い、円安で輸入する原材料が値上がりし、人件費にしわ寄せが来ている」と言い、恩恵は中小企業にまで行き渡っているとは言い難いのが実情です。

第一生命経済研究所の首席エコノミストは「賃金が上がるスピードよりも生活コストの上がり方のほうが早く、企業の収益が改善しても勤労者の所得に回らないままなら、格差が広がる恐れがある」と警告しています。その辺を安倍政権がうまく乗り切れなければ、インフレ目標2%と言うのが予想外のインフレになってしまう恐れがあります。そうなったら最悪のパターンになってしまう恐れもないとは言えません。

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レイバン ウェイファーラー
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