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zoom RSS NY株5年ぶりに最高値!

<<   作成日時 : 2013/03/07 17:40   >>

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5日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が大幅に続伸し、2007年10月9日の過去最高値を約5年5か月ぶりに更新しました。金融緩和によるカネ余りの観測が強まり、米景気本格回復への期待も株価上昇を支えました。米株式市場は08年9月のリーマン・ショックに端を発した金融危機の停滞から脱却し、未踏の領域に入ります。

米非製造業の景気観指数が約1年ぶりの水準まで上昇したことで、増税やガソリン高の逆風下でも、「内需主導の景気回復の持続が裏付けられた」との見方が広がったことと、中国株も持ち直し、買い安心感が広がった面もあるようです。

欧州をはじめ世界景気には先行き不安もあるのですが、その中で米経済は相対的に底堅く、牽引するのは住宅市場の回復です。代表的な指数であるS&Pケース・シラー住宅価格指数は12年通年で約7%高と6年ぶりにプラスに転じたのです。また新型資源の「シェールガス革命」による米製造業の国内回帰といった追い風もありました。中身を見ると内需拡大に恩恵を受ける銘柄が好調であり、新興国で着実に稼ぐIBMやコカ・コーラなどのグローバル企業も上位に入り、米企業の国際競争力の高さも浮き彫りにしています。

その一方で金融株は出遅れが目立つそうです。住宅ローン関連の収益は回復しているのですが、金融規制の強化など懸念材料が多いことが頭を押さえているのです。IT関連はダウが最高値を付けた07年0月の水準を上回るのに対し、金融は当時の半値にとどまっています。

ダウ平均は08年9月のリーマン・ブラザーズの経営破綻で下落がかかり、09年3月に金融危機後の安値を付けました。この局面でFBRが米国債の購入を決断し、相場がようやく反発したのです。昨年9月には量的緩和第3弾に踏み切り、株式市場で金余りの期待が高まったのです。最近も、バーナキン議長らが緩和の長期化について繰り返し言及。それに欧州銀行や日銀も金融緩和で足並みをそろえた局面で、米企業収益の改善と言うプラス材料が重なり、株高を演出する構図となったのです。

年明け以降の株高は欧州債務不安の後退の影響も大きく、昨年9月の欧州銀行の緩和策で市場心理が改善。足元ではイタリアの政局の流動化と言うリスク要因もありますが、南欧の国債利回りは大きく低下したのです。投資家が外部環境に神経質にならず、米国初のプラス材料に反応できる環境になっていることがプラスになったのです。

これを受け日経平均も1万8000円台を付け、一時160円超も上がったのです。これで08年9月以来約4年5か月ぶりに1万8000円台を回復したのです。米株高で海外の投資家がリスクを取りやすくなり、日本株にも資金が流入したのです。

一方で米国ではこんな声もあります。「いったい誰が株式を買っているのか」と言う声を顧客から質問されるそうです。これは多分、株高でダウは上がっているのですが、一般投資家の多くは今回の株高による恩恵を受けていない人が多いという事です。家計部門は金融危機以降ずっと株式を敬遠してきたし、ヘッジファンドも純粋な買い手ではないようです。

米国株最高値までの買いの主役は誰か。それは「企業自身による株式買いだ」と言います。それがFRBの資金循環表にはっきり表れているそうです。昨年7月〜9月期まで企業部門は12四半期連続で株式の買い手であり、一貫して株式を吸い上げて来たので、株高だけが進んでいたのです。主役は自社株買いだったのです。自社株の多さは、将来への設備投資や賃上げに資金が回らないことと裏腹です。こういう状態で果たして株高はいつまで続くのでしょう。

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