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zoom RSS 円はどこまで行くか?

<<   作成日時 : 2013/01/27 17:39   >>

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円売りが一気に進みあっという間に91円前後まで急落していき、あまりの速さについて行けないほどの動きを見せています。それでも近頃、やっと91円前後でちょっと落ちついているかのように見えますが、この先どう動くかはまだ判断できないほど値動きからは目が離せないほどです。つるべ落としと言う言葉がありますが、まさにそれと同じほどの速さで円が急落して行きほとんどの人は手が付けられなかったでしょう。そのため一部の国からは日本が通貨戦争を仕掛けたと非難する国も現れたほどです。

今後も円高是正に向けた政策が続くとの期待から、一段の円安を予想する見方が強まっています。中長期の為替水準の指標となる購買力平価でみると円は95円前後が適正と言う見方もあるそうです。しかし一方では100円まで行くと言う見方もあり、円相場はどこまで下がるかまだ予測がつかないほどです。ドイツは円安傾向に懸念を表明しているし、ロシアは通貨戦争と言う表現まで使って円安に不満を示しています。しかし麻生財務相は「為替操作は全く当たらない」、「これは円高修正の動きだ」と強調し他国の声を一蹴しています。肝心の米国はどうかと言うと、為替政策を担当する売財務省からは今のところ円安批判は表だって聞かれないそうです。

日本が超円高に苦しんでいたとき、他の国から円が高すぎると協調して円安になるように手を貸してくれたかと言えばそんなことはなく、日本の円高には目をつむって素知らぬ顔をしていた国も自国の通貨が相対的に高くなり貿易に不利になると見るや否や、一転、円安誘導だと政策に文句を言ってくるなど、どこの国も身勝手なものです。日本がインフレ目標2%政策を掲げデフレの解消を狙っただけなのに、その政策が。結局円安誘導に結び付いたからと日本を非難するのは腑に落ちないことであり、ドイツなどでは、日本の円高と尖閣諸島問題の2重苦になっている時に、中国において相当儲けていたはずなのに、円安になると見るや文句を言うと言うのは見苦しいの一言です。

こうした円安傾向になったのには単に大胆な金融緩和と財政出動にあるのではなく、日本の貿易収支の構造的変化もあるのです。燃料輸入の高止まりなどから、2012年の貿易赤字が過去最大になったことに注目する向きも多いのです。貿易赤字が定着し、輸出で稼いだ外貨を売って円を買うよりも、輸入代金の支払いのために円を売る方が大きいのです。つまり「安倍のミクスが始まる前から、円相場は構造的な円安局面に入っていた」という事なのです。だからこのまま貿易収支の赤字が続くようになれば円安はさらに進むという事も言えるわけで、長期的には円が160円になると予測しているエコノミストもいるくらいです。

ただ国際通貨研究所が企業物価指数からはじいた昨年の9月時点の購買力平価では円相場の水準は95円台半ば、日本経済研究センターも95円程度でようやく均衡水準と分析しており、まだ円安方向への修正余地がまだあると言うのが見方です。しかし市場関係者の間では「投機筋には円売り余力がまだある」との見方が多いそうです。どっちが正しいかはわかりませんが、円安になると、燃料など輸入物価の上昇を通じて、中小企業や農家には負担増になることが多いので、日本商工会議所などでは85〜90円が適正水準との認識を示しています。一方の市場では想定レンジを90〜95円に切り下げる動きが出ています。

いずれにして何処まで行くかは誰にもわからないことで、相場のことは相場に聞けという事になるのでしょうか?

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