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zoom RSS 中国、レアアース生産停止。政治利用が誤算を招き、自分の首を占める羽目に!

<<   作成日時 : 2012/10/27 20:03   >>

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中国政府はレアアースを日本に対する外交カードとして位置付け輸出管理を強めてきたのですが、需要急減で国内のレアアース企業が苦境に陥っています。中国政府はまさかこんなことになると考えてもいなかったでしょう。中国の傲慢な方法が自分で自分の首を占めることになったのですから。中国政府としては、まさか日本がこんなに早く中国産レアアースを必要としない、あるいは減らすような製品を作るとは思ってもいなかったでしょう。そこは中国にとって大きな誤算となのです。日本を締め上げるつもりが自分の国の企業の首を占めてしまったのですから皮肉なことです。

こうした事態となり、江西省のレアアース企業幹部は「市場原理を無視したレアアース政策が無用の混乱を招いた」と批判しています。関係者が言うに「レアアースの輸出の2割は闇取引だ」と言っています。そもそもの発端は中国政府が2010年に尖閣諸島を巡る日中対立でレアアースの事実上輸出を止めたことがきっかけとなり、価格が高騰し「採掘や加工の政府認可を持たない企業の暗躍を招いた」と言います。

日中対立を受け中国政府は10年秋にレアアースの管理を強化しました。高性能磁石の製造に欠かせないジスプロシウムなどが入手できなければ、ハイブリド車用のモーターも作れなくなりハイブリッド車で先行している日本を狙い撃ちした政策を露骨に取ったのです。そうすれば日本が音を上げるとでも思ったのでしょう。当時、日本企業は9割以上のレアアースを中国に依存しており、輸出停止で動揺が広がったのですが、これを見た中国政府は日本企業の動揺を見て、外交カードとして利用できると考えたのです。

そして11年初めに○州の産地を国家管理下に置き、5月に江西省など南部のレアアースの生産の8割以上を上位3社に集約したのです。こうして供給を絞った結果、レアアース価格は暴騰し日本企業を締め上げる効果を上げたのです。そこで困った日本企業は代替品の開発で使用量を減らし、オーストラリアや米国などの調達先の拡大に動いたのです。その結果、研究者たちがレアアースを使わななくてもすむものや、あるいは使っても今までよりも少ない量や、代替品でできるものの開発に繋がり、結果的に日本への締め付けが新たな技術開発につながったのです。「必要は発明の母」と言う言葉通り日本はピンチを切り抜けたのです。

この結果、中国産の需要が急減し、11年夏をピークに価格が下落に転じたのです。そのため中国政府は価格のテコ入れを図るため生産能力を2割削減する措置を発表したのです。しかしそれでも価格は止まらず、1〜6月期のレアアースの輸出量は前年同期比で約4割も減ったのです。日本のレアアース業界関係者は「今年の輸出量は11年の1万8000トンから過去10年間で最低水準になる見通し」との見方を示しています。中国産レアアースの需要が減っているので価格の下落にも歯止めがかからないのです。

中国政府は経済カードを切って日本に譲歩を迫ったのですが、かえって損失を被る形になってしまったのです。市場原理を無視した行動は結局、自分で自分の首を締めることになったのです。

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