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zoom RSS 今日はご先祖の霊を祀るお盆でした。ところでご先祖のことを知っていますか?

<<   作成日時 : 2012/08/15 23:19   >>

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お盆は、太陰太陽暦である旧暦の7月15日を中心に日本で行なわれる、祖先の霊を祀る一連の行事です。一般に仏教の行事と認識されて思われていますが、仏教の教義で説明できない部分も多いそうです。古神道における先祖供養の儀式や神事を、江戸幕府が庶民に強いた檀家制度により仏教式で行う事も強制し、仏教行事の「盂蘭盆」(うらぼん)が習合(さまざまな宗教の神々や教義などの一部が混同ないしは同一視される現象のこと)して現在の形が出来たとされているのがお盆と言う行事です。

盂蘭盆とは、安居(あんご=個々に活動していた僧侶たちが、一定期間、一カ所に集まって集団で修行すること)の最後の日である7月15日 (旧暦)を盂蘭盆とよんで、父母や祖霊を供養し、倒懸(とうけん=人の手足を縛ってさかさまにつるすこと。また、非常な苦しみのたとえ)の苦を救うという行事のことです。これは『盂蘭盆経 』『報恩奉盆経 』などに説かれる目連尊者の餓鬼道に堕ちた亡母への供養の伝説から来ていると言います。

ある日、目連尊者が父母の恩に報いるために修行で得た神通力で亡き両親を探していました。すると仏界に居るはずと思っていた母がなんと餓鬼界に堕ちていたのです。骨と皮ばかりに痩せ細って逆さ吊りにされていたのです。それを見た目連は食べ物を鉢に入れて母に差し出すのですが、母が食べようとするとその食べ物はたちまち火に変わってしまい食べることが出来ません。目連は悲嘆のあまり号泣し、釈尊のところに行かれ、ことの実情を説明し救済を求めたのです。釈尊の示されたところによりますと、目連の母が餓鬼界に堕ちたのは過去世の罪過によるものであり、それを救うには多くの出家者に百味の飲食(おんじき)を供養することでした。

この「盂蘭盆会」を、「盆会」、「お盆」、「精霊会」、「魂祭」、「歓喜会」などとよんで、今日も広く行なわれています。しかし、この行事は本来インドのものではなく、仏教が中国に伝播する間に起こってきたものであると言われています。現在、この「盂蘭盆会」のよりどころとしている『盂蘭盆経 』は、『父母恩重経』や『善悪因果経』などと共に、中国で成立した「偽経」であると考えられています。したがって、本来的には安居の終った日に人々が衆僧に飲食などの供養をした行事が転じて、祖先の霊を供養し、さらに餓鬼に施す行法(施餓鬼=「餓鬼に施す」と読めることからも分かるように、六道輪廻の世界にある凡夫の中でも、死後に特に餓鬼道に堕ちた衆生のために食べ物を布施し、その霊を供養する儀礼を指します。)となっていき、それに、儒教の孝の倫理の影響を受けて成立した、目連尊者の亡母の救いのための衆僧供養という伝説が付加されたのではと言われています。

偽経とは、簡単に言えば、西域や中国・日本などで俗信や正統仏教とは別の思想を取り入れて偽作された経典のことを言います。それゆえ本来のインド仏教とは違ったものになっているのです。その地域、地域に合わせたものに変化していきお盆となって今に伝わっているのです。

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