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zoom RSS ソニー32年振りに株価が1000円を割る!日本企業の凋落を象徴!

<<   作成日時 : 2012/06/04 20:18   >>

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週明けの4日、東京市場は米景気や欧州債務問題への不安が強まり、株が売られる一方で、値動きの安定した安全資産とみなされている日本国債を買う動きが加速しました。日経平均は一時200円を超える下げで年初来の安値を下回りました。長期金利は9年ぶりの低い水準まで下がり(価格は上昇)、円相場は高値圏で推移しています。投資家心理の悪化は止まらず、世界で株価の下落が連鎖しています。原因はこの前も書きましたように、欧米の経済指標が揃って悪化したことです。それと中国でも製造業の景況感指数が悪化していることもあり、景気不透明感から世界同時株安の様相になっています。

円相場は対ドルで96円84銭〜86銭(34銭の円高)、対ユーロは96円84銭〜86銭(8銭の円高)、対豪ドルでは75円32銭〜36銭(65銭の円高)となっていて、長期金利は10年国債の新発債の利回りが0,800%と低下しています。日経平均は8271円07銭(169円18銭の−2%)、上海総合(現地10時)2339,530(−33,906ポイントのー1,42%)韓国総合は1787,84(現地11時)1787,84(−46,67ポイントで−2,54%)と軒並み下落しています。

こうした中、ソニー株が1000円割れをしています。これは1980年以来の実に32年振りに1000円を割り込んだのです。日本を代表する企業として世界も認めていたかつてのソニーであり、成長の象徴企業だったのですが、その株価がついに1000円を割ったということは、いかに日本企業が苦境に追い込まれているか、今の立場を象徴している出来事です。同じくパナソニックも32年振りの安値水準に下げています。ソニーは2000年のバブル絶頂期の直前には16000円越えという高値をつけていますが、その後はつるべ落し状態で03年までに一気に3000円くらいまで落ちています。その後はその反動で07年に6000円ほどに戻していましたが、08年にまた急落、そして今回はさらに1000円を割り込んだということになります。言ってみれば2000年以降は下落の一方だったと言う事です。バブルが弾けてからは良いところがないまま現在に至ったということになります。そうしてみるとソニー神話と言われたものは完全に崩壊してしまったことになります。

この下げの過程で、家電製品はすっかりコモディティ化してしまい、技術的優位性はグッと小さなものになってしまっていったのです。部品を組み立てるだけで誰でもが、それ相応の品質の製品を作れるようになったことで、後進国からの追い上げに価格面で太刀打ちできなくなって行ってしまったのです。しかしそのことに日本企業は気付いておらず、まだ日本には技術があると過信していたことと、バブル後のリストラで技術者を大量に放出したことで、技術格差は一気になくなっていったのです。米国の著名な企業家だったか誰だったか忘れましたが、日本が負けたのは従業員を大切にしなかったことだと一言言っていました。それも取り分け、技術者を大切にしなかったことが、失われた20年と言うものを作り出したと言っていましたが、まさにその通りだと思います。熟練工の匠の技と言うものを容赦なく切り捨てて行ったし、技術者に対する報酬があまりにも安すぎたのではないかと考えます。

もうひとつ間違えたことは後進国、取り分けアジアの発展途上国と言われるような市場での取り組みが遅かったことです。例外としてススキなどは他の日本企業がインドをまだ消費国の対象として認めていなかったときに単独で進出し、今ではインドで独自の地位を築いています。反対にトヨタは中国から熱いラブコールを何度も受けながら、まだ進出するには早すぎると何度も断り、中国から恨みを買うほど嫌われてしまったのです。そのせいでいまだにトヨタは中国での存在感はありません。と言うのもトヨタに懇願したのにきてくれなかったと言う屈辱を中国はいつまでも忘れない国だからです。面子を大事にする国なので面子を潰されたことをいつまでも覚えていて、進出に当たって色好い返事をなかなかもらえなかったことで、すっかりVWやGMに中国市場で差をつけられてしまったのです。

さらに言えば、韓国のようにどぶ板営業ができなくなっていたということでしょうか。経済大国世界第2位になったと言う事で知らず知らずのうちに日本企業は汚い仕事をすることを忘れてしまっていたのです。昔の日本でも、今の韓国のようにどんな不便なところでも駐在員を置いて、現地のニーズを吸い上げ営業していたことで、今の地位を築いたのですが、そうしたことを金持ちになったことですっかり忘れてしまい、スマートな営業員ばかりになってしまったのです。欧米なら行きたいが、それ以外の国には行きたくないといった風潮があったと思います。つまり昔の苦労をだんだん忘れて行ってしまったため、昔の日本と同じようなことをしている韓国にも負けてしまうようになってしまったのです。

今回の株価だけで言えば、30年前の日本に戻ってしまったと言っても不思議ではありません。と言うのも、スカンジナビア3国のように小さな国で税金も多いにもかかわらず幸福度は高い国があるのですが、この間の幸福度から見ると日本は経済大国になっても、幸福度の順位が低いと言うのは政治が悪いのか、企業が従業員を大切にしないからなのか分かりませんが、経済大国になった国に相応しい幸福度を得ていないと言うことは、どこかに問題があるからでしょう。国民に経済大国になった実感がないのですから、生活の質が上がったとはとても言えません。なんと言っても順位は下から数えたほうが早いのですから情けないと言えば情けないですね。まあ30年前の日本に戻ったと思えば仕方ないかと思えるかもしれません。

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