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zoom RSS 農産物、世界で増産となり需給が緩み価格は一服!世界景気のリスク低減となるか?

<<   作成日時 : 2012/04/04 23:36   >>

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小麦やトウモロコシなど主要穀物を含む農産物の増産が世界的に進んでいるようです。トウモロコシは主要生産地の米国、コーヒーはブラジルの生産量が次の収穫では過去最高になる見通しだそうです。と言うのも、昨年までは農産物の高騰が続き、生産国で増産意欲が高まったからです。ところが一部産品で需給緩和観測が広がり、小麦は昨年比で2割以上値下がりするなど価格下落の兆しも見られます。と言うことで、今後、農産物の価格下落が進めば新興国のインフレ圧力が和らぎ、世界景気へのリスクが低減する可能性が出て来ています。

家畜の餌になるトウモロコシは最大生産国である米国における今秋の収穫量が、前年比15%増の3億6200万トンとなる見通しです。と言うのも、中国の消費拡大を背景にシカゴ市場で昨年6月に過去最高値となる1ブッシェル8ドル近くまで上昇したことで、増産意欲を刺激された農家が、今春の作付け面積を大幅に増やしたのです。小麦についても生産が急回復しているのです。2年前、干ばつに見舞われたロシアが禁輸に踏み切るなど、市場が混乱したのですが、世界の今季の生産量は前期比7%増となり需給が緩和しそうなのです。コーヒー豆についても、最大生産国のブラジルで今週から始まるシーズンの収穫量が前年度比約1割増の5500万袋程度と過去最高になる見通しです。昨年、不作で価格が高騰した綿花も今シーズンの世界生産は前年度比6%増と急回復すると言ったぐあいに、多くの農産物の生産が増え、需給関係が低減しているのです。

こうした増産見通しは価格の押し下げ要因になるわけで、トウモロコシは現在1ブッシェル6,5ドル程度で、昨年のピーク時から20%程度値下がりしたのです。小麦も同6,5ドル程度で25%程度、綿花も1ポンド約90セントで半値以下に下がっています。小麦の国際価格の下落で日本の輸入小麦価格は4月から平均15%値下がりしています。トウモロコシについても主要原料の配合飼料も4〜6月の価格は昨秋に比べ約4%安くなっています。

新興国は今なおインフレへの対応に追われていて、インドでは卸売物価指数は2月に前年同月比6,95%上昇し、インド準備銀行(中央銀行)の目標値7%に迫っています。中国では消費者物価の上昇は落ち着き始めたのですが、先行きには不透明感がまだあるようです。新興国の物価は1次産品が占める割合が高く、農産品の価格下落はインフレ圧力の低下に繋がるので、新興国経済には減速懸念が出ており各国は金融緩和などによる景気刺激策を探っているそうです。物価上昇への懸念が弱まれば金融政策の自由度が増し、景気の腰折れを防ぐ対策を打ち出しやすくなります。トウモロコシなどを多く輸入する日本にとってもプラスに働きそうです。

しかし中には新興国の需要が増しているので、中国の成長率は1桁台後半と悪くなく食料などの価格が下落しても影響は限定的だという見方もあります。穀物価格が下落すれば、収入価格が減るので新興国にとってはインフレの低減に繋がって良いと思うのですが、ある程度のインフレのほうが経済成長にとっては都合がいいのです。その辺で景気減速懸念が出ているのですが、程よい緩やかなインフレを維持するのは難しいと言うわけです。とは言うもののやはり新興国は人口が増えていることもあって需要は旺盛で、多少の価格の下落でもその下落を旺盛な需要が価格下落の押さえになるような気がします。

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