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zoom RSS 日本株は上がるのか?日銀の本気度が問われている!

<<   作成日時 : 2012/03/23 19:11   >>

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米有力ヘッジファンドの日銀の態度に強い関心を持っているようです。と言うのは今までの日銀に対する評価はトゥースモール・トゥーレイトが常識化していたからです。つまり日銀に対して海外のファンドは金融政策にたいして何もしない・役割を果たしていないダメな中央銀行という評価が一般的だったからです。ところがその評価が一変してきているのです。もし投資ファンドが考えているように日銀が変わってきていると確信できれば海外の有力ファンドは日本の株式を買うとまで言っているほどです。

何がそこまで日銀に対する評価を変えつつあるのかと言うと、それは先月14日の「バレンタイン緩和」だったのです。それは2月14日に日銀が事実上のインフレ目標である「物価安定の目途」と10兆円の長期国債買い入れ増による追加緩和を打ち出したことを言っているのです。この予想外の時期での発表がされると、一気に円安へ進んでいったのはご存知のとおりで、これは日銀にとっても想定外の出来事だったとも言われています。これにより2月初め以降の1ヵ月半で円は対ドル、対ユーロともに1割程度も下落しているのです。

この円安で空気が一変、海外の株式や債券に投資する老舗ヘッジファンドの幹部は「日銀が本気で緩和策を進めるなら日本株は買いだ」と言い切っているそうです。米内外の公的機関などを顧客にもつアドバイザーも「今年中の1ドル100円台の円安にも驚かない。数ヶ月内に日本株はさらに大きく上がる可能性がある」と見ています。つまり「日銀の緩和→円安→株高」というシナリオが米投資家の間に浸透しつつあると言うのです。確かに日本の株はチャートを見ても大底を打ったところだと見えるのです。長期低落傾向から陽線が出て下降線を突き抜けているのです。すでに1万円台まで来て少し下がっていますが、長期チャートから見ればまだほんの初期段階とも見えます。しかしそれには業績の裏づけがなければ長期上昇には繋がらないわけで、その辺りの見極めが難しいのです。

ここにきてFRBの金融緩和期待が薄らぎ、米金利が上がったことも、先の見方を補強しています。市場が注目する米国と日本の2年国債の金利差は0,3%ほどに拡大。これは金利差が広がると円安が進という相関関係が経験則であるからです。と言っても過去ほどの金利差になったわけではないので、この程度拡大しても大同小異だと思うのですが、その変化に注目しているのだと思います。一方円安と日経平均も相関を強め、円安が米投資家の日本株買いを誘発しやすい構図になってきていると言います。

それを思い起こさせるのは、1ドルが120円前後の超円安が続き、輸出主導で日本の景気が拡大した2000年代半ばのことがあったからです。当時円安を促したのは低金利の円を売って高金利の通貨を買う「キャリートレード」で、その復活を連想しているのかもしれません。しかし当時の金利差は今と違って2〜5%もあったのですからいまの金利差ではそれは望めないでしょう。もう一つ当時と違うことは、金融バブルで米欧の景気が好調だった点も違い、仮に円安が進んだとしても当時ほど輸出が伸びる状況にはありません。さらに原油価格も00年代半ばの数倍にもなっており、かえって原油高と円安の同時進行すれば所得の流失を通じ日本経済を傷つけるかも知れないのです。まだ不安があります。それは日銀の緩和政策が本気なのかということです。米国に追随せざるを得なかったためインフレ目標政策を打ち出したとも言い切れないからです。

最近の経済雑誌を見るとやはり株は上がるという論調の記事が増えています。エコノミストはだいたい上昇を期待しています(商売上)から、どうしても楽観論が多くなります。それでもやはりひょっとしたら業績相場に入っていくのかもしれないとも感じます。みなさんはどう感じていますか。


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