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zoom RSS 日本が学ぶべきは英国。しかしすでに時間切れか?

<<   作成日時 : 2012/02/08 23:00   >>

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財務省が8日発表した2011年の国際収支速報によると、モノやサービス、配当、利子など海外との総合的な取引状況を示す経常収支は9兆6289億円の黒字に止まったことが分かりました。前年比とくらべて見ると43,9%減と1985年以降の現行方式で最大の減少率なったもようです。200年以降を見てみると、2007年が最も経常収支が多かった年で、約25兆円だったのですが、2011年までのたった4年で、約15兆3711億円も減ったことになります。つまり15兆4000億円、率にして約60%以上も減ったことになってしまったのです。つまり2008年のリーマンショック以後から急激に経常収支が悪化したことを意味しています。これは幾らなんでも衰退があまりに急激ではないかと思えるのです。金融立国になる前にその夢すら消えそうです。

日本が金融立国の時代に入ったと言われ始めたのはまだそう遠い話ではなかったと思います。金融立国という定義があるかどうか分かりませんが、GDPにおいて金融業が占める割合が一定以上の場合になったとき、つまり貿易製品のやり取りで金を稼ぐのではなく、それまでに稼いだ金で投資したときの利息(金融収支)が、物と物の貿易(実貿易)よりも増えてきた国のことです。こうした状況になるのはその国の産業が成熟期に入った事の証でもあり、過去には、貿易では赤字でも、金融で黒字というのが19世紀後半のイギリスであり、第一次世界大戦で世界最大の債権国になったアメリカです。米国は日本などに追い上げられ製造業は衰退したのですが、製造業の変わりにIT産業という新たな産業を生み出し、次の時代の糧を手に入れたからです。それ以外にも金融業が盛んになった米国の例などがあります。そしてイギリスもサッチャー首相の時にウインブルドン現象と呼ばれるほどの改革開放政策を掲げ、ロンドンを世界の金融センターに育て上げたのです。それで硬直していた英国を再度活性化したのです。

それでは日本はどうかと言うと、米国のように新たな産業を作り出したかと言うとそれはありません。それどころか、反対に製造業(輸出の代表的産業であり今までの日本お稼ぎ手であった家電業界)は壊滅的な大赤字を今決算予想で出したばかりであり、自動車業界もトヨタなどは世界一の自動車会社になったのはたった3年間であり、またすぐゾンビ会社のGMに世界一の坐を明け渡してしまいました。不運も重なったとは言え、それはグローバル競争の世界では通用しません。負けは負けであり、そればかりか、日本の自動車業界を叩く絶好の機会とばかり、米国の自動車業界は「日本市場は自動車の開放が足らない」と言って政治的圧力をかけてきているのです。傷口に塩を塗ることなどまったく意に介しておらず、反対にチャンスと捉えているのです。

金融立国も数年もすれば経常収支も赤字になると言われており、それも夢になりそうであり、かと言って、まったく新たな産業を育てつつあるかと言えばそんな芽さえないような状況です。それなら日本は今後どうすればいいのでしょう?それは先例に学ぶと言う事です。米国が日本のバブル崩壊後のデフレから学んでリーマンショク後の対処に生かしていると、ついこの間、FRB議長が言っていましたが、日本は米国のようにはいかないので、英国のように開放政策を取って外資を呼び込み産業を活発化するしかないでしょう。資源もなければ、物作りの原点である製造力においても発展途上国に追い上げられ、日本の強みと言われたものが急速になくなりつつある現在、お手本は英国に学べと言う事です。もちろんその後のリーマンショック以後、英国も暗転はしたけれど、15年に及ぶ長期好景気を謳歌したのです。

それだけの期間があれば日本も次の一手を取る時間的余裕があるわけで、その後の暗転も頭に入れ政策を進めれば良いのではないでしょうか?でなければ日本の将来の希望はないように思えます。その最たる懸念が膨大な借金が日本にはあるということであり、つい最近、三菱UFJが日本はあと4年しか持たないといったとか言わないとかといった記事がありましたが、日本の金融機関は膨大な国債を保有しているだけに、三菱に限らず他の銀行も万が一の時に備えているし、その時がくると思えば、躊躇することなく国債を売るでしょう。そのときは日本が破綻するときです。それが本当なら残された時間はあとわずかということになるわけで、与野党が縄張り争いしているときではないのですが、日本の政治家には期待してもうダメでしょう。結局は座して死を待つのみなのでしょうか?

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