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zoom RSS 円高局面は長くても5年と言う経験則から今年は円高の転換点になるのか?

<<   作成日時 : 2012/02/15 22:59   >>

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輸出の不振や燃料費の高騰を背景に、2011年の日本の経常黒字は4割を超える大幅減となったことは記憶に新しいことです。さらにその赤字転落への連想もあって、円相場は発表前の1ドル76円台から一時は77円81銭まで下落してしまいました。そしてこれが円高の「終わりの始まり」になるかもしれないという記事が出ていました。

しかし去年の10月には、円相場が一時1ドル75円85銭まで急騰し史上最高値をつけましたが、このときは、欧州危機による投機資金が相対的に安全な円に一時的に避難している状態で、高値更新は時間の問題だったと言われていました。積極派は50〜60円まで円高になるという声もあったほどでしたが、その後、ギリシャ問題が一時的ながらも沈静化に向かいギリシャ一国の問題と見るむきが増え、さらには米国の株式市場が連続して高値更新をしていくのを見て、11年10月の状況に変化が出てきたと言います。そのため円高に向っていた投資資金が再び米国などに流れ始めたことと、つい先日、日銀がインフレ目標を1%にすると言う実質のインフレ目標政策に変更してきたことで、日本の低金利が長引くとの観測のもとに、資金が流れ出し円安に流れが変わってきたのです。

そのため冒頭の、円高の「終わりの始まり」になるかもしれないという記事に繋がったのです。変動相場が導入された1970年代以降、円高局面は最長でも5年程度だったと言い、長期的な循環論から見た円相場の転換点に近づいていると言うのです。14日までの円高局面の基点となるのは07年6月に付けた124円14戦とされています。当時は低金利の円を売って高金利の通貨で運用する取引が活発だったのですが、米国の住宅ローン問題で安全資産と見られている円資産に投資マネーが流れ出したときでした。08年のリーマンショックや米経済の悪化、欧州債務危機などを経て円相場は史上最高値の75円32銭をつけたのは書いたとおりです。

こうして4年半で円相場は約50円も円高に振れたのです。これまでの円高局面が最長で5年だったことを考えると「そろそろ円高トレンドが変わると考える市場関係者が増えてもおかしくない」と言います。なかには「超長期の循環論から円高が終わっている」と言う人もいます。テクニカルアナリストが注目するのは為替相場の「16年サイクル説」です。歴史的に見て市場では16年に1回、通貨が大きく変動するという経験則にもとづく主張です。

例えば、英ポンド相場が対ドルで急落したのは76年、92年、08年ですが、これらを円相場になぞらえると97年に79円75銭の高値をつけ、16年後の11年に再び最高値を更新しました。と言うことは「すでに円安への転換局面に入っている」と見ているのです。とは言え、これはあくまで循環論からの経験則であり、円高局面は長くても5年と言うのもチャートからの経験則ということで、確かなものではないのですが、日本には江戸時代から米相場を、チャートを参考に理解していた長い歴史があります。歴史は繰り返すことを考えると、そういう見方があると言うのを侮ってもいけないとも言えます。果たして今年が円高の転換点になるのか注意視することは必要だと思います。

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